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ぶくろのいぶくろ その6

ぶくろのいぶくろ その6

曲がり角から突然秋がやってきて

坂道をブレーキをかけずに下る自転車のような一週間だった。
数週間前の猛暑が遥か昔のことのように思える。

池袋の喧騒を一歩路地に入ると異国の町が現れる。

不思議なカフェに出くわす。
サクラホテルのオープンカフェ。

外国人バックパッカーがオープンカフェで
日本のサブカルチャーライフを満喫している。

外国からみた日本とは、サブカルチャーのるつぼだ。
アニメ、ボーカロイド、フィギュア、ロボット、キャラクターグッズ。。
どれをとっても、世界における影響力は計り知れない。
サクラホテルはインターナショナルなゲストハウス的な安ホテル。ここはどうやら海外のガイ
ドブックに紹介されていて年間110カ国からゲストがやってくるらしい。

一階奥にはネットカフェ。
若い学生たちが
思い思いのひとときを過ごしている。

メニューをみると、見たことのない摩訶不思議メニューがずらり。

チェブヤップというセネガルの炊き込み御飯。

セネガルというと、、アフリカだ。

チェブは「肉」、ヤップは「米」らしい。

チェブヤップが来た。

チェブヤップ: 海を越えてやってきたやさしい味

想像していたより優しい味。
じゃがいも、人参、チキン、パプリカ、ナスが入っていて、コンソメ野菜スープのスー炊き込
んだような味だ。キャベツが柔らかく煮て入っている。野菜の甘さの味だ。

ちょこんと乗っているライムを搾っていただく。

これは、うまい。
味が濃過ぎない。
遥か遠くの国の料理なのに
初めて食べる料理なのに
どこか懐かしい。

料理とは、ちょっとの工夫で
七つの海を越えた世界へも、
懐かしいあの頃へもゆける

世界から東京へ集まってくる外国
東京から外国へ広がっている世界

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