皆様こんばんは、mamoです。
2週前に書いた「ナレーションとアナウンスの違い」の記事について、
「ソフトPBX」や「IVR」という専門用語をもうちょっと判り易く説明して欲しい
というリクエストがありましたので、ご要望にお応えしたいと思います。
まず今回は「ソフトPBX 」の説明をば。こちらは一般的には「IP-PBX」と
呼ばれていることが多く、元になっている「PBX」という用語は「構内交換機」
と言われている機器で、おおざっぱに言うと、企業などの社内の内線電話を
NTT等の電話網に繋げるための装置です。
PBXの定義をWikipediaで紐ときますと、下記のようになっています。
—– 以下引用—–
構内交換機(こうないこうかんき)とは、複数の構内電話機を、公衆電話
回線網に接続して使用する際の中継装置の事である。一般的にPBX
(Private Branch eXchange) という略称が用いられる事が多い。
回線切替機、内線集約装置、内線交換機とも呼ばれる。
いわゆる内線通話機能を持つISDNターミナルアダプタや、ビジネスホン
とは異なる。構外または電話会社の局内で用いられる交換機は電話交換機
として区別される。最近ではIP電話に対応する構内交換機も登場している。
—–ここまで—–
本題に戻ると、「IP-PBX」というのは、これまで大規模な設備を必要としていた
PBX装置の機能をソフトウェア上で実現するというモノで、これを実現するために
IP電話の仕組みが利用されています。
※この辺の説明はこちらが判り易いです。
ちなみに、代表的なIP-PBXソフトウェアは「Asterisk」というオープンソースの
ソフトでして、世の中ではIP-PBXはほぼ「Asterisk」と同義語となっていると
見て良いのではないでしょうか(個人的見解ですが…)。
でもって、Asteriskと言えば、日本のIP電話の先駆者であるフュージョン・
コミュニケーションズさんがいち早く手掛けていて、事例も豊富にありますので、
ご興味のある方は是非こちらのフュージョンAsterisk専用サイトをチェックして
みてはいかがでしょうか。これまでの ハードPBXと較べて、大幅に通信費と
機器費を削減出来るそうですよ。
そして、IP-PBX(Asterisk)を導入の際は、弊社の音声ガイダンスも是非併せて
ご利用頂けると嬉しいです(笑)。Asteriskはオリジナルのガイダンス運用にも
最適化されていますし、弊社のアナウンスは前回も書いた通り、「低ビットレート
でいかに音質を損なわないか」に拘って制作を行っており、親和性は非常に
高いと自負しております。
次回はIVR の説明をしたいと思います。
それではまた!!
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