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ぶくろのいぶくろ その3

ぶくろのいぶくろ その3

この猛暑には辛いものが食べたくなる。

大通りから離れたところに
韓国家庭料理の店を発掘した。

「自起屋 (ジキヤ)」

ちょっとイケメン韓流アイドルみたいな店長が微笑みながら
冷たくキンキンに冷えたおしぼりをくれる。
おお、これは気持ちいい。店内も心地よく涼しい。

スンドゥブチゲを注文。

爽やかにはにかみながら店長は微笑む。

ところが。。。

料理は微笑みも涼しさも吹き飛ぶようなものが運ばれてきた。

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やってしまった

まるで、釜茹で地獄か、血の池地獄。。

真っ赤なおどろおどろしいマグマがグツグツと煮えたぎっている。

これを食べるんだよね。。
やってしまった。
こんな激辛スープ、、、
食べたら身体がどうにかなってしまうだろう。

そうか、さっきの爽やかな微笑みは、
“ほほう。あんたいっちゃうのね。ふふふ”っという不敵な笑いだったのか。

恐る恐る口へマグマを運ぶ。。

でーはんみんごっ!どどっどどっどっ!

お!?
うまいぞ。

思ったよりも辛くない。
魚貝のアサリ、豆腐がいい味を出している。

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スンドゥブチゲ

身体がほんのりと温かくなり、暑さが和らいだ。

 

辛いと思うから辛い

暑いと思うから暑い
いや、そんなことはないか。。

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