こんにちは!皆川です。
今日は、アイ・ペアーズが送る、オリジナルボイスドラマ【Heart Wood Cafe】をご紹介したいと思います。
弊社登録の素晴らしい声優さん達を紹介する目的で、かなりののんびりペースでしたがついに先日完成しました。
ディレクターのUさんによる完全オリジナルストーリーで、BGMは録ったボイスに尺や雰囲気を合わせて私が書き下ろしました。
ポイントは同じ主人公なのに、回ごとに声優さんが違うところです。みなさんなりの解釈があり、こちらとしてもとても興味深く、勉強になりました。
というわけで、たかがサンプルにしては結構手間ひまかかっております!
皆さんのお気に入りの回、声優さんがいればぜひ教えてください!
それではどうぞ〜!
■Flavour#1 はじまりのレーズンブレッド (NA:香月成美)
-焼きたてのパンのにおいが好きだ。どんなに寒い朝でも体中が包まれるような暖かい感覚-
ここはボストンの港町。
私が働いているのは、レーズンブレッドが人気の小さなカフェ「Heart Wood Cafe」
今日もまた当たり前のように一日が始まる。
またあの人に会えるかな、って少しだけ気になるいつも来る男の子がいる。
その笑顔をみれるだけで、毎日がちょっと幸せな気持ちになる。
そんないつもと変わらない朝。
■Flavour#2 出会いはブラックコーヒー(NA:瀬戸歩)
-少し疲れていたのかもしれない。ただ彼に会えて浮かれていたのかもしれない-
それはちょっとした不注意だった。
まさかあの人のギターを倒してしまうなんて…
仲良くなれるどころか、嫌われてしまったかな。
もう会わせる顔がない、そんな気持ちでお店へいく3日後。
思いかけず店長から差し出されたのは彼からの手紙だった。
■Flavour#3 クランベリーストリート (NA:北島さつき)
-まさか誘ってくれるなんて夢にも思わなかった。
初めてのライブハウスはちょっと緊張するけど、彼がギターを弾いているところを見たい-
金曜日の夜、少し遅れたけど、いつもよりオシャレをして向かったライブハウス。
そこには見たこともないような人だかりができていた。火事だ。
ギターを弾いてた彼が怪我をしたらしい。
心配と、彼のことを何も知らない悲しさで心が押しつぶされそうになった。
次の日カフェに来てくれたいつもどおりの彼。
昨日できなかった最後の曲を弾きたい、とギターを取り出した。
■Flavour#4 初恋ハミングジャム(NA:栗原凛)
-音楽は好きだ。けどそんなに詳しいわけではない。目の前で演奏が聴けるなんて夢みたい-
ガットギターから奏でられるやさしいメロディー。
小さい頃の思い出が心の中を満たす。
その曲は小さい頃に遊びに行っていた幼馴染の家で聴いていた曲。
思わず口ずさんだメロディーに彼の手が止まる。
この曲を知っている人はいないはず、けど私は知っていた。
それは私だけが知っている、彼との思い出の曲。
運命ってなんて不思議なんだろう。
■Flavour#5 マリーナベイサンセット (NA:永井美奈 近野誠一郎)
-あれから一気に彼とは仲良くなった。共通の話題も多いし、一緒にいて楽チンだ。
でも彼にとって私はやっぱりただの幼馴染なのだろうか。私にとって彼は…-
何度目かのデートの帰り道。
いつものように「また明日」と会う約束をする。
いつもと様子の違う彼。
彼が言ったのは、私の当たり前の毎日を、いとも簡単に真っ黒に塗りつぶしてしまうくらい、
強くて重たすぎる言葉だった。
■Flavour#6(最終話) レーズンブレッドと手紙 (NA:高山ナツ)
-今日が彼と会える最後の日。いつもと変わらない私で彼にさよならをしよう-
少し寒い、いつもと同じように始まる一日。
いつもより少し気持ちをこめて、レーズンブレッドを焼き上げる。
いつものように私に元気をくれるその笑顔で、お店に来た彼。
彼は何か言いたそうだったけど、私はいつものようにたわいのない会話をして、
焼きたてのレーズンブレッドに手紙を添えて彼に渡した。
最後までお聴き頂きありがとうございました!
その後の2人…?
それは皆さんのご想像にお任せします!
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